出産後、育休中に様々な理由で転職を考えるママは少なくありません。
でも育休明け転職にはいろいろな悩みや不安がつきもの。
育休明けの転職っていつから可能なの?
保育園はどうなるの?
転職はしたいけど子育てで精いっぱいだし、どうすればいいの?
ただでさえ1年近く社会から離れてたし、子持ちで転職できるのかさえ不安
こんな気持ち、とっても分かります!
結論から言うと、育休明け転職はスケジューリングと事前準備が成功への近道!
実際に2人目育休中からキャリアチェンジに向けて活動していた私が、育休明け転職を成功させるための5つのポイントと、育休明け転職だからこそ注意すべき点を解説していきます。
育休明け転職を成功させるためのポイント5つ
育休明け転職を成功させるためには、ポイントを押さえて転職活動をすることが大切です。
さっそく成功させるためのポイントをひとつづつ解説していきますね。
転職の軸を明確にする
子育て中のママが転職しようとすると、子供の年齢や家庭環境によって譲れない条件がいくつも出てきますよね。
加えて自分のキャリアプランややりがい、年収まで考えると何を基準に転職していいか分からなくなってしまいがちです。
この転職で何を優先すべきか、転職の軸をまずははっきりさせましょう。
最初に転職の軸をはっきりさせることで転職が成功するかどうかが決まると言っても過言ではありません。
転職の軸が重要な理由は3つ。
- 自分の中の判断基準ができる
- 効率よく希望の求人を探すことができる
- 志望動機にもつながり、整合性のある受け答えができる
転職の軸を決めると自然と転職における優先順位も決まってきます。
数多くの求人から案件を探す時も目移りせずに済みますよね。
複数の企業に同時に応募するときや、いくつか内定をもらったときに優先順位が決まっていると判断に迷いません。
また「〇〇をしたい(実現したい)から転職する」という軸はそのまま志望動機にもなります。
ここをはっきりさせることで、退職理由や志望動機を答えるときにも一貫性を持たせることができ、言葉に説得力が出るようになりますよ。
まずは何を軸に転職をするのか、考えてみましょう!
- 勤務時間
- リモートやフレックスなど働き方
- 休みがとりやすい
- 残業が少ない
- 年収
- キャリアアップ
- やりがいのある仕事
私も転職の軸を決めるために、育休中にキャリアコーチングを受けたりと色々チャレンジしてみました。
実際に育休中にやってよかったことはこちらの記事で紹介しています。
子育てに理解のある職場を選ぶ
転職の軸と同時に働くママにとって重要なのは、子育てに理解のある職場かどうか。
いくら年収アップしてもやりがいがあっても、両立が辛くなってしまっては働き続けるのは難しくなってしまいます。
求人を探すときは以下のようなことをチェックしてみましょう。
- リモート、フレックスOKや中抜け可など、柔軟な働き方ができるか
- 先輩ママや子育て中のママが在籍しているか
- 自分一人だけで業務を担当する環境ではないか
- 産育休の取得実績があるか
- 子育て中のママだけでなく、他の人も休みやすい・働きやすい環境であるか
求人票や検索項目で分かることもありますが、実際に働いてみないと分からないこともありますよね。
育休の取得実績があります!と書いていても取得率が低かったり、
子育てママは在籍しているけど、みんな小1の壁を乗り越えられずに辞めていき先輩ママがいなかったり…
担当業務を一人で回すような環境の場合も、急な休みに対応しづらくなってしまいます。
転職エージェントを使うと、社内の事情も把握している場合が多いため、実際のところどうなの?という疑問も入社前に解決できるのでおススメです。
退職理由・志望動機は伝え方を工夫する
特に育休明けすぐに転職する場合は、必ずと言っていいほど退職理由を聞かれます。
なぜこのタイミングで転職なんだろう…?
マイナスな理由だけ伝えてしまうと、「うちでも同じ理由ですぐ辞めてしまわないか?」と不安を与えることに。
退職理由がマイナスなことであっても、「こういうことをして改善しようとした」「代替え案としてこんなことを提案してみた」など、改善しようとしたという姿勢を伝えるようにしましょう。
志望動機にもつなげられると、ストーリーに一貫性があり相手にも伝わりやすいですよ。
志望理由も同様に、相手がどう捉えるかを意識して伝えることが大切です。
条件面だけを切り取って志望理由にしてしまうと、
働く意欲がないのか
条件さえ合えばどこでもいいのか
と思わせてしまうので注意!
例えば、残業がないことが志望理由であっても、子育てと両立しながらスキルアップしたい、〇〇な御社の環境でチャレンジしたい、など前向きな言葉に言い換えるようにしましょう。
スケジュールを意識して行動する
育休明け転職を成功させるにはスケジュールを意識して動き始めることが重要です。
復帰後は育児家事に仕事も加わり、あっという間に日々過ぎて行ってしまいます。
転職し新しい職場で働き始める期限をあらかじめ決めておかないと、忙しさにかまけてズルズルと先延ばしになってしまうことも…
ただでさえ転職は現状維持バイアスがかかりやすく、
不満はあるけど転職活動している暇もないし、このままで良いか…
となりがちです。
先延ばしにするほど自分の年齢も上がり、転職しづらくなってしまうという事態にもなりかねません。
そうならないためにも、転職活動の目標やスケジュールは意識して行動するようにしましょう。
ワーママ向けの転職エージェントを利用する
子育て中のママが転職するなら、ワーママ向けの転職エージェントを利用しない手はありません。
日々の子育てと家事で忙しいママは、応募書類の準備はおろか求人情報をこまめにチェックする時間もなかなか取れないですよね。
転職エージェントを利用すると、希望の条件やキャリアをヒアリングしたうえでマッチする求人を提案してもらえます。
応募企業が決まった際も、応募書類や面接日程のやり取りを代理で行ってくれたり、職務経歴書など応募書類の添削もしてくれるためとっても心強い!
実際担当エージェントがついてくれてる方が、物事がどんどん進みます!
今はたくさんの転職エージェントサービスがありますが、ワーママに特化した転職エージェントはぜひ利用してみましょう!
- 子育てに理解のある企業の求人が多い
- リモートやフレックスなど柔軟に働くことができる求人がメイン
- 担当者が子育てしながら働く事に対して理解が深い
サービスによっては求人地域が限定されていることもあるため、リクルートエージェントやDUDAなど大手総合型の転職エージェントと併用するのがおススメです。
ワーママ転職におすすめの転職エージェントはこちらの記事で詳しく解説しています。
私のおすすめはリアルミーキャリア!
私も実際に使ってみましたが、LINEでやり取りできるため忙しいママでも連絡がスムーズなうえに、面接対策がとっても手厚い!
私自身の強み弱みを面接に生かすアドバイスも具体的で、ものすごく心強かったです。
リアルミーキャリアを実際に使った体験談はこちらの記事から読むことができます。
育休明け転職で注意すべき3点
育休明け転職を成功させるためのポイントを解説してきましたが、実は育休明け転職だからこそ注意すべき点もあります。
ここからは気を付けるべきポイントを3つ解説していきます。
保育園入園に影響が出ないタイミングを狙う
保育園入園の為には、基本的には元の会社で復帰し、復職した証明書を会社に出してもらうことが大前提です。
そのため復帰せず育休中に転職するよりも、一旦復帰してから転職する方が退園になるリスクは低くなります。
自治体によっては、育休中に転職し別の会社で復帰した場合は退園になるケースも。
育休明けに転職する場合でも、復帰直後は注意が必要です。
復帰後一定の期間を設けてから転職しないといけないという自治体もあるので、知らずに元の会社を退職し、退園になってしまっては元も子もないですよね。
1日でもいいから元の会社に復帰すれば、退職・転職はOKとしている自治体もあれば、1日はダメ、最低でも1~2カ月経ってからとする自治体もあります。
また、転職先が決まる前に退職した場合も、退職から〇カ月以内に次の職場で働き始めないと退園と決められていることが多いためしっかりチェックすることをおすすめします。
転職の際は必ず住んでいる自治体の役所に確認をしましょう!
すぐに有休が使えない分、対策を取っておく
転職してすぐは有休が付与されないという企業も少なくありません。
一般的には、入社後半年以降有休が付与されるケースが多いのではないでしょうか。
ですが、育休から復帰して保育園に預けると最初の1年間、子供は体調不良のオンパレードです。
我が家の娘も0歳で入園して、季節性の感染症は一通りかかりました💦
有休が取得できるようになるまでは欠勤扱いになってしまうため、事前に対策しておくことが大切です。
- 病児保育を使う
- 病児OKのベビーシッターを探しておく(お試しもしておくこと)
- 必要に応じてリモートで作業できるように相談しておく
実家が近所という場合でも、病状によってはうつしてしまう可能性もあるためしっかり対策しておきましょう。
また、これらの準備をしていることは面接時に伝えると、安心感も与えられますよ。
次の妊娠を希望している場合はタイミングに注意
育休明け、2人目、3人目もそろそろ…と考えることもありますよね。
転職後、次の妊娠を希望している場合はタイミングに注意しましょう。
産休は働くすべての女性に認められているため、仮に転職直後に妊娠したとしても取得は可能です。
しかし育休は会社の就業規則によっては、育休開始までに1年以上の勤務実態がないと取得できないことも。
転職もしたいけど妊娠も早めにしたい、という場合は育休が取得できるタイミングから逆算して妊活をスタートさせるようにしましょう。
転職と妊娠、どちらを優先するかで悩んでいる方はこちらの記事もどうぞ。
育休明け転職を成功させるポイント まとめ
育休明け転職を成功させるための5つのポイントを紹介してきました。
- 転職の軸を明確にする
- 子育てに理解のある職場を選ぶ
- 退職理由・志望動機は伝え方を工夫する
- スケジュールを意識して行動する
- ワーママ向けの転職エージェントを利用する
35歳転職限界説という言葉も徐々に昔のものになりつつありますが、それでも30~40代で子持ちの転職はハードルが上がるのは事実。
ポイントを押さえて、戦略的に転職活動することが成功の近道です。
とはいえ、自己分析から面接対策までを子育てしながら行うのは非常に大変ですよね。
情報収集や応募書類の準備という点でも転職エージェントをうまく活用すると、より効率的に転職活動ができますよ♪
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